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2013年8月 1日 (木)

議員定数について

議員定数特別委員会について先日新聞に掲載されたのを皆さんは覚えておられますか?

 記事には「二人以上の県議が所属し、特別委員会のメンバーを出している6会派が見解を示した」とありました。

そして「4つの案が示された」と。

 私の所属している「広志会」は『現状維持の定数66人』にするという見解であると記事には書かれていました。

 ところが「広志会」は全くそんなことを主張しているのではないのです。

 これについて「広志会」の見解を正しくご説明したいと思います。

 今回の特別委員会が設置され、その議論が進む中で次のような申し合わせが決定されました。

 ①総定数(現行66人)について、増員は行わない。

 ②選挙区について、合区は行わない

          ※

また、特別委員会の中では一票の格差を拡大させないという意見が大勢を占めています。

          

   ※「合区」とは、人口の少ない選挙区を他の選挙区と一緒にして

    1つの選挙区にすることです。

さて、この特別委員会が設置された理由は、広島県議会議員の定数を減らすことが目的だったはずであり、この①については広志会としても当然のことであると考えています。

 では、一票の格差を広げずに定数を減らすにはどうすればよいでしょうか?

人口の少ない選挙区をそのままにして、議員1人当たり人口の多い選挙区の定数を減らすことはできません。なぜなら、益々格差が広がるからです。

 (例えば、人口の一番少ない江田島市の人口は27,031人。政令市の中で議員一人当たり人口が一番多い安佐南区は、人口は233,733人。ここに4人議員がいますので議員一人当たりの人口は58,433人であり、もし定数を1名減の3にすると議員一人当たり人口は77,911人となってしまい、江田島市との格差がさらに広がってしますのです)

 総定数を増やさないことを前提とした場合、一票の格差を拡大させずに定数を減らすためには、人口の少ない選挙区を他の選挙区と一緒にして、一つの選挙区にする方法があります。これが②で言われている「合区」です。

 この「合区」をしないことを前提とした場合、8つある議員定数1のうち人口の少ない選挙区の見直しはできません。

 そこで総定数を減らすためには定数が2以上の選挙区から減らす必要がありますが、先ほど例示したとおり、定数を減らした選挙区と、最も人口の少ない選挙区との間の格差は、現状より拡大してしまうのです。

 従って、議員定数の削減をしようと思っても、「総定数の増員は行わない」、「合区はしない」ためには現状の66人のままが良いことになってしまいます。

 我が会派の井原議員が特別委員会において『この前提では、議員定数は現状維持しか考えられない』と発言したところ、新聞には「現状維持のの66」

と書かれてしまいました。

 我が会派の中では、議員削減を前提に何を指標にするのが良いか議論してきており、「現状維持」は全く考えていません。

 今回の特別委員会では議員定数を減らすという本来の目的を達成するための議論をして頂きたいと思います。

 また、マスコミも、きちんと各階派の発言を取り上げて欲しいものです。

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