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2011年1月23日 (日)

一般質問平成22年12月15日-5

人件費マネジメントの続きを報告します。

義務教育等教員特別手当の見直しによる財源効果についてです。

問い:義務教育等教員特別手当の見直しは、国の教員給与のあり方の見直しを踏まえたものであり、国庫負担金の減額を伴うものと理解している。したがって、人事委員会勧告による給与等への影響額と同様に、財源効果があるのか疑問であるが、この点について伺う。

答え:教職員に対する給与費につきましては、地方交付税制度上、各団体の教職員数に応じて、給与や期末・勤勉手当等の標準的な額が、基準財政需要額に算定されております。 その際、義務教育等教員特別手当につきましては、標準団体における標準的な経費である単位費用として、個々の団体の実態に必ずしも連動せずに算定されておりまして、また、積算根拠が明確に示されている給料や期末・勤勉手当等と異なり、他の手当てと併せて、包括的に算定されていることから、このような場合の従前からの対応のとおり、その見直しの影響額を、一般財源の財源効果として見込んでいるところでございます。

(7.8億円、一般財源ベースで5億円の効果を見込んでいると答弁した部分です)

この質問及び答弁はとても分かりにくいと思います。

答弁にもありますが、教職員の給与は国が算定して、地方へ配ります。算定する教員の給与単価はいくらと決まっており一般の県職員給与算定よりは、アバウトなのです。

また、教職員の給与は、1/3が国庫負担金、2/3が地方交付税で支給されます。で、この特別手当の見直しは、国庫負担金の減額を伴うので、国から来るお金も減るから、教員に対しての支給額が減っても、財源効果は出ないのではないかと聞いたのです。

 つづいて、人事委員会勧告の影響額について聞きました。

問い:人件費は、地方交付税における基準財政需要額の算定において、国家公務員給与に準じて算定される。この効果額は、当然に地方交付税も減額になり、基本的には財源効果はないと思われる。

 人事委員会勧告の影響額を計上しているのはなぜか。また、平成24年度以降も人事委員会勧告の影響額は財源効果に影響がなく、全体の229億円に含めるべきでないと考えるが、この点について伺う。

答え:人事委員会勧告に伴う給与等の削減につきましては、基準財政需要額が、その分、減額され、その見合いで、交付税額も減少することから、一般財源としての財源効果を見込まないこととしております。

 ついに自白しました!効果はないと答えています。では何故、見込んだのでしょう?

答え:続き:しかしながら、今回の「中期財政健全化計画(案)」の財政フレームにおきましては、平成23年度に限って、人事委員会勧告の給与等への影響額を財源効果として、見込んでいるところでございます。

 効果はないが、見込んだと言っていますね。

答え:続き:その理由といたしましては、今回の収支見通しの推計に当たり、平成23年度の歳入については、本年8月末に、国が公表いたしました「平成23年度地方財政収支の仮試算」におきまして、平成22年人事院勧告の影響を反映した交付税額等が示されたことから、本県においても、23年度の交付税見込み額を、収支見通しの交付税の収入額の算定において、それに応じた額としたところであります。

 一方で、健全化策に取り組む前の収支見通しの歳出につきましては、これまでと同様に、人事委員会勧告を反映しない給与等の推計を行っていることから、人事委員会勧告に伴う平成23年度の給与等の減少については、歳出の削減を行う段階で、財源効果として見込んだところでございます。

 尚、平成24年度以降の交付税見込額につきましては、ただいま申し上げた平成23年度の取扱いのような対応をせずに推計をしておりますので、人事委員会勧告による給与等の減少に伴う財源効果は、平成24年度以降は、見込んでいないところでございます。

  言ってる事分かりますか?

 ここで、給与関係の項目の総括をしました。

質問:給与関係の項目について、それぞれ、確認をさせていただきましたが、要するに、財源効果を生じさせるための方策として検討されたというのは、何なのでありましょうか。

 人事委員会勧告を踏まえた給与改定分につきましては、国の人事院勧告の減額を反映した地方交付税の歳入見通し、これとバランスをとるために調整したものであり、わざわざ、人件費マネジメントの中に、項目として掲載することは、いかがなものかという感じがしますし、県が政策として行ったものではありません。

  中略

 政策として人件費を削減し、財源効果を生み出したのではなく、国の給与改定や人事委員会の勧告により、自動的に人件費マネジメントでを行ったに過ぎないと思うのであります。

 次回は、職員数の見直しについてを書きます。難しいけど読んでくださいね。

  

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